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ジャパン障害年金相談センターのブログ

うつ病、軽度知的障害、発達障害:傷病名が神経症と記載されたケース(全国対応の実績)

 うつ病、軽度知的障害、発達障害で障害基礎年金2級(遡及請求)が支給決定した遠方の方の実績です。
1.病歴
その方(女性)は、小中学生時代いじめを受け、高校進学後も同様にいじめを受け、ストレスで壁を叩いたり、リストカットをするようになりました。
精神科を受診し、当初不安障害と診断され、高校も中退となりました。
その後難病も併発し、さらに精神が不安定になりました。
希死念慮があり、大量服薬、リストカットをすることも続きました。
難病の症状も重く、自暴自棄となり、一日中酒に溺れるようにもなりました。
出産後も精神状態が乱れ、家事、育児共に実母に依存するようになりました。
現在、子供のために長生きしたいと思う反面、死にたいと思う日もあるとのことです。
2.無料相談~受任~障害基礎年金2級支給(遡及)決定まで
無料相談をしたいとのことで、遠方よりお電話いただきました。
第一印象は、会話はしっかりしており、重い障害をお持ちであるようには感じませんでしたが、大量服薬、リストカットが多く、子供の頃からいじめられたため、対人恐怖があり、また発達障害の症状も顕著なため、裁定請求のお手伝いをすることにしました。
驚いたのは、医師から精神障害の病名を10個程告げられていたことです。
以前、ご自分で障害年金の請求手続きをしようとされたようですが、年金事務所やソーシャルワーカーに、症状が軽いから無理だろうと言われて挫折したことがあったそうです。
初診は高校時代のため、20歳当時(障害認定日)の診断書と現在の診断書を作成いただき、うつ病、軽度知的障害、発達障害で障害基礎年金の裁定請求を行い、後日障害基礎年金2級(遡及)が認められました。
子の加算もあり、障害基礎年金2級の5年分の年金(相当の金額)が最初に振り込まれ、非常に喜ばれました。
3.診断書の傷病名を神経症とされた。(神経症は障害年金の対象外)
できあがった20歳時点の診断書を拝見すると、「不安障害」とありました。
国民年金・厚生年金保険障害認定基準「精神の障害」によれば、「神経症にあっては、その症状が長時間継続し、一見重症なものであっても、原則として認定の対象とならない。」とされています。
しかしながら、うつ病の病態を示していたのであれば、認定の対象になります。
医師に確認し、当時うつ病の病態を示していたことが確認できたため、その旨追記していただきました。
また、現在の診断書も複数の傷病名の中に「不安障害」が含まれており、医師に確認し、うつ病の病態を示していることが確認できたため、日本年金機構に誤解されないよう、対応をお願いしました。
障害認定日、現在共に、最初医師が作成していただいたものをそのまま添付し、裁定請求していたならば、障害年金は不支給決定であったでしょう。
一般の方は、傷病名の違いで、支給/不支給が変わるなどと思いもよらないことでしょう。
その方は、以前、ご自分で障害年金の請求手続きをしようとして、挫折しましたが、その時無理してご自分で手続きしていたら、おそらく不支給であったと思います。
今回の重要なポイントは、精神障害の傷病名でしたが、他にも多くの注意点があります。
障害年金を多くこなしている社会保険労務士は、それらを経験、かつ他の社会保険労務士とも注意点を情報共有しています。
是非まず社会保険労務士に無料相談していただきたいと思います。

高度年金・将来設計コンサルタント 取得

 昨年から今年にかけて、全国社会保険労務士連合会 社会保険労務士総合研究機構主催の「第3回公的年金制度及びその周辺知識に関する研修」(東京)に参加し、「高度年金・将来設計コンサルタント」(登録商標第5933395号)の称号を得ました。
私は障害年金の請求手続きのお手伝いをさせていただいていますが、今迄他の事についてもさまざまな相談がありました。
年金受給決定後も、年金だけで食べていけない、どうしたらいいのか?、役所などから届く郵便物がわからないことだらけなので、読んでくれませんか?、成年後見を引き受けていただけませんか?、個人事業の経理を手伝ってくれませんか?、などといった無料相談がありました。
可能な限り、その方の人生を生きる上でサポートできることはしていきたいという思いがあり、上記の相談にも応じてきました。
今後は、障害年金の手続きのプロであるだけでなく、今回の研修で得た知識をフル活用し、ライフプラン、などの相談にも応じていきたいと考えています。

うつ病:医師が診断書を書いてくれないケース(全国対応の実績)

 うつ病で障害厚生年金2級(遡及請求)が支給決定した遠方の方の実績です。
1.病歴
その方(女性)は、15年程前、小さな会社に勤務する責任感の強い方でした。
仕事中に突然涙が出たり、他人が自分に話しかけているのに、遠くで別人に話しているように感じるようになり、心療内科を受診し、休職を指示されましたが、社内に自分の代わりをする人がいないため、無理して仕事を続けたのがよくありませんでした。
そのため、ホームで電車に飛び込みたくなったり、朝起きれなくなり、重度うつ病と診断され、会社は退職となりました。
その後、軽快、悪化を繰り返し、自殺未遂も何度かありました。
離婚し、何の楽しみも無くなり、買い物依存となり、借金を抱えてしまいました。
2.無料相談~受任~障害厚生年金2級支給決定まで
障害年金に該当するかどうか無料相談をしたいとのことで、遠方よりお電話いただきました。
声が震えており、かなり重いうつ病であることは明らかでしたので、障害厚生年金2級は間違いないと考え、裁定請求のお手伝いをすることにしました。
初診日から1年半後の障害認定日の診断書、現在の診断書をそれぞれの病院で作成いただき、うつ病で障害厚生年金の裁定請求を行い、後日障害厚生年金2級(遡及)が認められました。
障害厚生年金2級の5年分の年金(相当の金額)が最初に振り込まれ、借金も完済し、貯金も残り、大変喜ばれました。
3.診断書作成を断られる
初診から1年半後、通院していた病院に問い合わせたところ、カルテは残っているが、当時の担当医師はその病院にいないため、診断書を書けない、今は別のところにいらっしゃる担当医師に書いてもらってくれと無茶を言われました。
その医師の所在はわかったものの、重いご病気で、とても診断書を書ける体力はありません。
そのことをお話しし、当時の日常生活能力を詳しくヒアリングした情報を提供し、何とか診断書を書いていただけることになりました。
妥当な診断書を書いていただけるか、正直不安がありましたが、しっかりと当時の実態を表した診断書ができあがってきましたので、助かりました。
それで遡及請求できたので、本当に九死に一生を得た思いです。
今回のように、医師が診断書を書かないと言われることがときどきあります。
(どうしてもだめな場合もありますが、)諦める前に我々社会保険労務士に無料相談していただきたいと思います。

てんかん・器質性精神障害・同名半盲:てんかんの診断書の難しさ(全国対応の実績)

 てんかん・器質性精神障害・同名半盲で障害厚生年金2級(額改定請求)が決定した遠方の方の実績です。
1.病歴
その方(男性)は技術的に高度な知識を要する優秀な営業マンでしたが、脳出血で倒れ、てんかん・器質性精神障害(高次脳機能障害)・同名半盲を発症、次のような症状が現れました。
・てんかん発作がいつ起きるかわからないため、一人で外出できない。
・器質性精神障害のため、複数の方と会話ができない、物事の順番の整理ができない。
・同名半盲のため、右側半分の視野が欠けている。
2年程前に、自ら障害年金裁定請求をしましたが、3級と認定されました。
2.無料相談~受任~障害厚生年金2級額改定決定まで
ひとつでも3級に相当すると思われる障害が3つあるにもかかわらず、3級とは納得できないと考え、障害年金に詳しい専門家に無料相談をしたいとのことで、遠方よりお電話いただきました。
まず、以前の裁定請求書類コピー一式を見せていただきました。
てんかん治療病院と器質性精神障害治療病院が異なり、診断書はてんかん、器質性精神障害、同名半盲の3枚あり、多くの問題があることがわかりましたが、それらの問題をクリアすれば、2級は可能と考え、額改定請求のお手伝いをすることにしました。
なぜ、3級と認定されたのか、詳しく探る必要があるため、厚生労働省に認定表の開示請求を行いました。
取り寄せた認定表から次の事が判明しました。
まず、同名半盲は障害手当金相当9号とされ、次に、精神(てんかん・器質性精神障害)は3級7号とされました。
9号と7号の併合により、7号→3級(変わらず)とされました。
てんかん・器質性精神障害が併せて3級というのはありえないと考え、それぞれの診断書の問題点を洗い出し、各医師には診断書作成時にいろいろな対応をお願いしました。
3つの診断書ができあがり、額改定請求の手続きを行い、後日無事障害厚生年金2級が認められました。
配偶者、子の加算もあり、年金額は3倍以上となりました。
小さいお子さん方がいらっしゃって、経済的にご苦労されており、大変感謝されました。
3.てんかんの障害年金請求の難しさ
前回の裁定請求書一式を拝見すると、いろいろな問題点がありました。
1)てんかん治療病院と器質性精神障害治療病院が異なり、それぞれの診断書に日常生活の判定・程度の記入がされていた。
てんかんのみ、器質性精神障害のみを見て、日常生活の判定・程度を評価するというのは難しいと考えられる。
また、日本年金機構がその二者の日常生活の判定・程度を併せて総合的に正確に評価するのはさらに難しいと考えられる。(おそらく不可能)
2)てんかんのみ、器質性精神障害のみを見て、日常生活の判定・程度を評価したと考えても、実態より軽く書かれていた。
特に、てんかんの診断書の日常生活の判定・程度は今回の方に限らず、一般に軽く記載される傾向がある。
(てんかん発作時<<以外>>の日常生活の判定・程度を記載されることが多く、「てんかん」という病気の診断書で、てんかん発作時を除いて日常生活能力を評価することに大きな疑問を感じる。)
3)てんかんの診断書はてんかん発作のタイプ、頻度の記載が重要であり、その記載はあったものの、具体的な発生日までは記載が無く、説得力に欠けていた。
1)に関しては、てんかんの診断書には、日常生活の判定・程度の記載はしないでいただきました。
器質性精神障害治療の医師に、てんかん、器質性精神障害両者を含めた日常生活の不便さの情報を提供し、日常生活の判定・程度を総合的に評価していただき、その旨明記していただきました。
2)に関しては、実態にあっていない項目は、医師に根拠を示し、修正を依頼し、ある程度応じていただけました。
3)に関しては、あらかじめご本人に最近1年間の発作時期を洗い出していただき、全発作時期をてんかんの診断書に記載いただき、日本年金機構に対して強くアピールしました。
てんかんの障害年金請求は簡単ではありません。
この方の最初の裁定請求のように、医師に診断書を作成依頼し、できあがった診断書をそのまま提出して、妥当な等級が認められることは少ないと思います。
てんかんに関しては、是非障害年金を専門とする社会保険労務士に無料相談していただきたいと思います。
4.精神の障害に係る等級判定のガイドライン
その方は私のホームページのブログを読んでくださっており、「私の事例をブログに掲載いただき、他の障害者の方々の救済にお役立てください」と仰っていただき、感激しました。
上記のように、てんかんの日常生活能力は、他の精神障害と比較すると、精神の診断書にうまく反映されず、低く評価されがちです。
平成28年9月1日、「精神の障害に係る等級判定のガイドライン」が運用開始され、精神疾患に関して、医師による評価のばらつきが少なくなるようになりましたが、「てんかん」は対象外とされました。
今後、「てんかん」に関しても何らかのガイドラインが作られるべきと考えます。

糖尿病・糖尿病網膜症・糖尿病性腎症:1級レベルなのに病院で3級と言われる(岐阜・名古屋周辺域の実績)

糖尿病・糖尿病網膜症・糖尿病性腎症で障害厚生年金1級(事後重症)が支給決定した 岐阜・名古屋周辺域の方の実績です。

1.病歴

その方(男性)は元々優秀なエンジニアで、自ら会社を興し、かつマリンスポーツの趣味を持つ活動的な方でした。

30年程前、糖尿病となり、3年程前から、糖尿病網膜症、腎臓機能障害、膀胱瘻増設と、糖尿病からくる合併症が急速に現れました。

左目失明、右目も視力が落ちたため、目の前の書類の文字は読めず、体力も衰え、3分程度しか歩けない、といった状態になりました。

2.無料相談~受任~障害厚生年金1級決定まで 

以前障害年金の裁定請求代理をさせていただいた方の友人のお父様が無料相談をしたいとのことで、お会いさせていただきました。

視力の面からも、また体力面からも一人で外出することは不可能な状況であり、以前障害年金の裁定請求代理をさせていただいた方が付き添いで来られていました。

重い障害をお持ちであることは一目瞭然でした。

ファミレスで話を伺うと、既に診断書はとり、腎臓内科の医師に3級相当と言われたと伺いました。

一人で外出できない方が3級相当はないだろうと思い、呆れると共に、怒りを覚え、裁定請求のお手伝いをさせていただくことになりました。

進める中で多くの困難なことがありました。

1)その方は腎臓内科で診断書1枚を作成してもらったので、あとは病歴就労状況等申立書を社労士に書いてもらえばいいと簡単に考えていた。   また、初診証明の必要性・重要性を全くご存知でなかった。

2)腎臓内科の診断書が全く実態を表しておらず、全面的に書き直してもらう必要があった。

3)その方は糖尿病治療と腎臓治療を別病院で受診していたため、糖尿病の診断書を別の病院で書いてもらう必要があったが、糖尿病の医師は診断書作成に慣れておらず、懇切丁寧な説明が必要だった。

4)糖尿病の初診は30年程前であり、初診病院は現在廃院となっており、2番目に行った病院もカルテが残っておらず、初診証明に難儀が予想された。

5)糖尿病網膜症の診断書を書いてもらおうとした眼科では診断書作成を断られ、別の病院で改めて検査、作成してもらう必要があった。

6)眼科の初診病院はかなり昔のことで病院名は記憶していたものの、受診時期ははっきりとした記憶が無く、受診状況等証明書を作成していただく必要があった。

7)糖尿病からくる神経障害があり、膀胱瘻手術に至る泌尿器科の受診経緯も複雑であった。

ご本人は目が不自由なため、口頭でまだしなくてはならないことが多くあることを説明し、ご理解いただきつつ、本人と奥様と私の3人で何度も多くの病院をかけずり回りました。

困難なことをひとつずつ解決し、糖尿病・糖尿病網膜症・糖尿病性腎症で障害厚生年金の裁定請求を行い、その後障害厚生年金1級(事後重症)の受給が決定しました。

3.今回の裁定請求の困難さ 

今回は病歴・通院歴が長期かつ複雑であり、また、医師に診断書を実態に合わせて書き直してもらうのに苦労しました。

腎臓内科の医師は最初私と面談するのを渋っていたものの、後日何とか時間を捻出してもらい、最後は全面的な書き直しに応じてくれました。

最初にお会いした時、その方は請求の準備は殆どゴールに近いととらえていましたが、上記の多くの問題点が山積し、まだ実際はほぼスタート地点でした。

障害年金の請求手続きに対する認識は、一般の方と障害年金を専門とする社会保険労務士では、これ程の大きな開きがあります。

今回のように様々な傷病が重なっており、なおかつ初診病院が既に廃院になっているような場合は、一般の方が進めるのは難しいでしょう。

また、今回のように、1級相当であるにもかかわらず、医師からあなたは3級相当でしょう、などと言われることも珍しくありません。

まず障害年金を専門とする社会保険労務士に無料相談された方がいいと思います。

4.未支給年金手続き、遺族厚生年金手続き 

裁定請求手続きの3か月後、その方は多臓器不全のため、お亡くなりになったと奥様から連絡がありました。

その直後に、障害厚生年金1級受給決定の連絡がありました。

もう少しで、医師に3級程度と言われたにもかかわらず苦労の末1級をとれた喜びを本人、奥様と私の3人で、分かち合うことができたはずでしたが、それが叶わず残念でした。

3人が多くの病院をかけずり回る中、ファミレスで昼食をとった30分ほどの時間が思い起こされます。

その方は若い頃、エンジニアとして東京の会社で腕を磨いた後会社を立ち上げた事、ボートやスキューバダイビングなどの趣味を楽しんだ事、韓国ドラマ、韓国料理が大好きで何度も韓国旅行した事などをあたかもつい最近の出来事のように楽しそうにお話しされました。

今思うと、言葉にはされませんでしたが、自分は充分人生を満喫して思い残すことは何一つ無いと仰っていたのかもしれません。

障害厚生年金受給決定後、奥様に対する(障害年金)未支給年金手続き、遺族厚生年金手続きをさせていただきました。

奥様に無事定期的に遺族年金が入るようになり、その方は安堵されているに違いありません。

心からご冥福をお祈り致します。


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