2015年10月

うつ病で障害厚生年金3級(遡及)が決定

2015/10/06 うつ病

その方(男性)は、10年程前から3交代勤務をされており、仕事ぶりはまじめで
優秀な成績をおさめていらっしゃいました。
しかし3交代勤務で常に時差ボケ状態の上に、自分自身を含めご家族の病気が重なり、
ふさぎこむようになり、会社を休みがちになり、退職となりました。

私に依頼があったときは、社交的かつ礼儀正しい方で、なぜこの方がうつ病
なんだろう、という印象でした。
しかし話をうかがうと、吐き気、睡眠障害、など、見た目と異なり重い症状をお持ち
でした。
発病から現在までの状況をまとめていただいた上に、メールでの質問にも速やかに
ご回答いただき、スムーズに請求まで進めることができました。

障害認定時通院していた病院と、現在通院している病院の2か所に診断書作成依頼を
しました。
その方の最大の長所は、社交性です。障害認定時の病院の医師とも良好な人間関係を
築いていらっしゃいました。
医師との人間関係で診断書の内容が変わることはあってはならないことですが、
医師も人間です。
参考にしていただくためにお渡ししたヒアリング資料に近い内容の診断書を作成して
いただけました。
現在通院している病院の診断書も同様でした。
両医師に、実状をしっかりと反映した診断書を作成いただいたことで、
3級遡及請求が認められたと思います。