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岐阜・名古屋障害年金ジャパンのブログ

統合失調症:なぜ前回(1年前)は2級が認められなかったのか?(岐阜・名古屋周辺域の実績) 

2018/02/07 統合失調症

統合失調症で3級から2級への額改定の実績です。(岐阜・名古屋周辺域の実績)

1.病歴

その方(男性)は優秀なエンジニアでしたが、10年ほど前、能力以上の仕事を求められ、自信喪失し、憂鬱気分、気力の低下、不眠が出現しました。
衝動的に自殺を試み、救急搬送、入院を繰り返し、またクレジットカードの限度額を使い切っては借り換えを繰り返し、自己破産し、奥様から離婚を迫られました。
幻覚・妄想も現れ、鬱の時は自宅から出られない状態になります。
既に障害厚生年金3級を受給しており、半年ほど前にご自分で2級への額改定請求を試みましたが、額改定はならず、離婚も重なり絶望していました。

2.無料相談~受任~額改定決定まで

以前障害年金の裁定請求代理をさせていただいた友人の方からの紹介で、無料相談をしたいとのことでしたが、打ち合わせ当日になり、うつが酷く、ふとんから出られず、キャンセルとなりました。
後日改めてお会いし、ヒアリングさせていただき、症状を伺うと、仕事は全くできず、2級相当であるのは、明白でした。
なぜ3級から2級への額改定が認められなかったのか不思議であり、再度額改定請求のお手伝いをさせていただくことになりましたが、前回額改定請求をしたときから、1年経過しておらず、半年ほど待つことになりました。
(平成26年4月1日、「前回額改定請求をしたときから、1年を経過しないと額改定請求できない」という以前のルールが緩和されましたが、「精神疾患」はその待期期間緩和措置の対象外となっています。)
前回額改定請求をしたときから、1年経過を待ち、統合失調症の額改定請求手続きを行い、3か月後無事2級への額改定が決定しました。

3.前回(1年前)2級が認められなかった理由

その方は、過去通院していた病院の医師に治療の効果が上がるとは思えないとして入院を断られたり、薬が効かないことに苛立ち、医師が自分に不満をぶつけてくるなどの扱いを受け、再び医師に見放されるのを恐れ、重い症状は故意に隠していました。
そのため、実態とはかけ離れた3級相当の診断書ができあがり、それで前回(1年前)は2級が認められなかったようです。
今回は日常生活の不便を詳細にヒアリングし、書面にまとめ、医師に読んでいただき、診断書を作成していただきました。
診断書を拝見すると、提供した書面の内容が反映されており、安堵しました。
また、診断書備考欄には、「2級への額改定を望む」、といった単刀直入な表現までも記載され、医師に頭が下がる思いでした。

今迄多くの精神疾患(統合失調症、鬱病、双極性障害、発達障害等)の方の請求代理をしてきましたが、医師に充分症状を伝えきれていない方は非常に多いです。
医師に充分症状を伝えきれていないと感じている方は、まず社会保険労務士に無料相談されることをご検討いただきたいと思います。


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